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【Microsoft Outlook】差出人を固定したいという要望


目次

2020年に書いた記事を、2026年9月時点の情報で見直しました。当時の内容はそのまま残し、末尾に「2026年の見直し」として新しいOutlookでの違いと別の対処法を追記しています。

利用者からの要望は様々です。
できること、できないことを明確に回答しサービスレベルを上げたいものです。

今回は、Outlookでメールを送信するときの差出人を固定したいという問い合わせ事例を紹介します。

お問い合わせ内容

利用者 ワシ、社長の秘書をやっとる者ですじゃ。
社長のスケジュール管理のために社長のメールボックスに代理権限をつけてもらって見ているんじゃが…
差出人に社長の名前を選べてしまうんじゃ。誤送信しそうで怖くて夜も眠れん。何とかしてもらえんかのぉ。

我 確認いたします。
(え、そうなん? 差出人の詳しい仕組み知らんし。)

問い合わせの詳細

Microsoft Outlookでは、メールを送信する時の差出人を選ぶ機能があります。
共有メールボックスなど自分以外のアカウントをOutlookに追加している時には、差出人を変えたいはずなので当然あるべき機能です。

今回のお問い合わせは、差出人を選べなくしてほしいというご要望でした。
確かに、社長の名前で間違ってメールを送ってしまうと大ごとですからね。

しかし、差出人リストから選べなくすることってできるのでしょうか?

結論:できない、代替策はあり

こういったお問い合わせがあった際は、「過去の問い合わせ検索」、「Web検索などして調査」するのですが、それでもわからない場合は直接 Microsoftに問い合わせ※要契約 をしています。

Microsoftへ直接問い合わせ

Web検索などで調査したけど分からなかったので問い合わせてみました。

結果:差出人を選べなくすることはできない

誠に恐れ入りますが、複数のアカウントを設定しているプロファイルで、メール作成時に差出人の変更をできないように制御する方法はございませんでした。何卒ご了承いただけますようお願いいたします。

代替策あり

以下の代替策も提示がありました。

条件付きだが、代替策あり。

Outlook オプションの [新しいメッセージを作成するときはいつも既定のアカウントを使う] 設定を有効にすることで、新規メール作成時に設定される差出人を開いているメールボックスに関わらず、既定のアカウントに設定することが可能でございます。なお、本設定は新規メール作成時のみ有効な設定であり、返信/転送メール作成時に対しては制御できないことをご留意ください。

なるほど、以下のような設定を行うことで差出人を間違うことはだいぶ減りそうですね。

しかし、なぜか新規作成時のみ。返信や転送時には効かないらしい。
用途を考えると理にかなってるかもしれないが、選択肢を増やしても良いと思いました。

2026年の見直し

  • 記事で紹介した設定は、クラシック版のOutlookでは今もあります(「ファイル」→「オプション」→「メール」→「メッセージの送信」)。効くのが新規作成のときだけで、返信・転送では元のメールを受け取ったアカウントが差出人になる点も同じです。
  • 新しいOutlook for Windowsには、この設定がありません(2026年9月時点)。新しいOutlookを使う場合は、差出人を毎回確認するしかありません。
  • 秘書の方が社長の名前でメールを送る必要がないなら、管理者側で「代理送信」「送信者として送信」の権限を付けないのが確実です。差出人に社長を選べてしまっても、送信しようとするとエラーで止まるので、誤送信にはなりません。

参考:Can New Outlook always use the default account when sending emails? - Microsoft Q&A

まとめ

知らなかったことは覚えて今後に生かしていきたいですね。

1.Outlookで差出人を選ぶ仕組みを覚えておきましょう

2.Outlookに追加したアカウントを差出人リストから消すことはできません

3.Outlookオプションで差出人を既定アカウントに固定することも可能です
  (ただし、新規メール作成時のみ有効)